こちらの記事は2020年5月12日
テレビ東京の「モーニングサテライト」の特集からピックアップさせていただきました
新型コロナショックの大打撃が直撃している航空業界
緊急事態宣言を受け、人々が内に内に籠るなか
現役のCAさんがモザイクで登場
フライトの歩合給部分が減少してしまったと悲痛な叫び
月にして5~6万円の収入源ということになる
ナイナイ岡村氏に言わせれば
このように窮地に陥った世の女性が
風俗に出稼ぎに来ることになるのが楽しみで楽しみで仕方がないということだろうか
大炎上したその発言については、ここでは取り上げません
羽田空港のフライトボードには欠航が並ぶ
国内線93%ダウンという大幅な落ち込みとなってしまいました
航空業界全体では年間2兆円もの減収となる見込みです
これは痛い、痛すぎる
旅客便がダメなら物資を運ぼう!
ということで、マスクなどの調達品を必死に運ぶことで
無理やりですが、仕事を作り出します
しかし、それでもANAの穴を埋めることはできません
航空業界には固定費といえる機材のメンテナンス費用があります
飛んでいようが、飛んでいなかろうが
メンテナンスを怠ることはできないのでした
車でも単車でも同じだと思いますが、乗っていなくても
時にはエンジンをかけて、あちこち動かしてあげないと
調子が悪くなったり、故障の原因になってしまいます
実に機材のメンテナンスの人件費、整備費で
月に1000億円も発生してしまうというのですから
現状のようにほとんどフライトできない状況がいかに辛いのかがわかります
そしてグラホでも、カウンターはコンビニやスーパーのように
ビニールシートが施され、感染防止策が徹底されています
マスクの上にはフェイスシールド
このシールドはANAの手作りです
シールドにしてもビニールシートにしても
半年前までは、こんな光景、想像もできなかったんですけどね
フェイスシールド作成の発案者の佐伯さん
今、自分達に出来ることは何なのか?を突き詰めて
思い至ったのがフェイスシールドの作成だったそうです
ANAでは、先行き不透明なこのタイミングだからこそ
現場からの声を大切に吸い上げ
日々、改善に努めているというお手本のような受け答えがあり
手指消毒を徹底するだけではなく、使い捨てゴム手袋の着用をマニュアル化して
感染防止に努めるべきだという御意見でした
それに対して、ANAはすぐに即断即決で改善をはかり
スーツケースの運搬などは、しっかりと手袋着用に切り変りました
この特集からも、涙ぐましい苦労を重ねて
なんとかコロナを乗り越えて行きたいという熱い思いが伝わってきました
今回は、ANAでしたが、きっとJALも同様にいばらの道を歩んでいることではないかと推察されます
是非とも両社には頑張っていただき、日本の翼を守り抜いてほしいなと切に願います