この状況化の中では、リストラをしない限りは生き残れない
各社で色々な対応を打ち出してきてます
エアバス
まずは欧州飛行機製造のエアバスは15000人の人員削減
需要が回復するのは早くても2023年遅ければ2025年と見込んでおります
米ボーイング社も同等のリストラを発表しております
ロールスロイス
航空会社へエンジンを供給しているロールスロイスも需要減となります
こちらは9000人の削減を発表
自ら招いた経営危機ではないまでも対応しなければならないとしています
御尤もですね
ちなみに日本の航空会社では、ANAとJALともにロールス・ロイス製ジェットエンジンを採用してます
ANAのボーイング787型機がトレント1000、エアバスA380型機がトレント900を、JALのA350 XWBがトレントXWBを積載しております
カンタス
オーストラリアのナショナルフラッグキャリアであるカンタスは、傘下のジェットスター等の含め6000人の人員削減、そして15000人の一時帰休継続を発表
同国の2位ヴァージンが経営破綻してしまったので、カンタスだけは何がなんでも存在させるでしょうね
ルフトハンザ
一時は経営破綻と騒がれたドイツのルフトハンザでしたが、ドイツ政府が支援に乗り出し、株主総会で承認を得ることで首の皮がつながりました
最大22000人の雇用に影響が出ると見られています
エールフランス
フランス政府は70億ユーロの支援を確約しておりますが、それでもエールフランスは7580人の削減計画を発表
2024年までは旅客需要は戻らないと見ています
まとめ
航空業界も米系、欧州系、中東系、アジア系、そして日系とさまざまですが
どこも無傷ではいられない状況化でリストラを迫られております
さらに、今後の新規採用なども手控える傾向になると思われますので
2024年とか2025年まで影響は続くという見立ては間違っていないでしょう
もしも今日明日にワクチンや特効薬が開発されたとしても、それがアフリカ大陸含め世界中にいきわたるのはずいぶん時間がかかるはずです
どこがの国が終息したとしても、終息していない国があれば、そこからの流入を完璧に封じ込めるのは難しいので、全世界から武漢ウイルス(新型コロナウイルス)を止めていなかいと航空業界の復活はあり得ないということになります
そこまでは厳しいいばらの道になりますが、リストラや経費削減をして耐え忍んでいきしかないでしょうね
是非とも頑張っていただきたいと思ってます
今日の一曲