資金調達
武漢ウイルス(新型コロナ)の影響が出始めて、はや半年となります
JALやANAだけではなく世界中のエアラインが青色吐息、経営破綻に追い込まれた会社、国が支援してなんとか生きながらえている会社も多々あります
はたしてJAL・ANAは持ちこたえられるのだろうか・・・
これは誰しもが心配するところです
こちらの記事によるとやはりカギを握るのは財務体質であり、固定費の多い航空業界は厳しい、そんななかどれだけ資金を調達できるのか?
JALは株主総会で5000億円の調達にメドがついたと公表しています。一方でANAも4月からの3か月間で5350億円を調達し、1500億円で設定していたコミットメントライン(融資枠)は5000億円へ増額しました。
両社とも資金面の施策に注力したことによって、当面は事業を継続できる見込みが立ったと発表しています。実際に手元流動性を確認すると、2020年3月末時点で両社の流動比率は、JALが146.7%、ANAが107.6%と必要とされる100%は上回っていますが、望ましいとされる200%を下回っている現状は楽観視できないだろうと考えています。
GOTO
ひとまずはなんとか資金調達できこのままGOTOキャンペーンなどで息を吹き返してくれればよいのですが、ここにきての感染拡大です
今、GOTOやるべきではない、延期すべきという声が日ましに増加してます
さらに九州をはじめとした豪雨被害もあり、GOTO予算をそちらの復興に充てるべきという意見もあります
コロナが長引く、第二派、第三派、四派と続いていったら、さすがのJALANAも持ちこたえられなくなる可能性も否めません
なんとか国内線だけでも動かして売上を確保したいというのが本音ではないでしょうか
そして政府も色々な声がありながらも、GOTOを推進しようとするのはこのような裏事情があるからという見方もできます
すべてを分断する新型コロナ
GOTOすべきか否か
自粛か経済か
中国が感染源か否か
WHOは信用できるか否か
黒人は差別か区別か
マスクは効果があるかないか
本当に新型コロナは、人々を分断させて、心をボロボロにしていきます
また、日本やアメリカの自由主義はこのように意見が対立して分断していきやすいという弱点があらわになってしまいました
中国の方が、一気に病院を設営したり、強制的に都市を封鎖したり、反抗する人間を拘束したり、いわば力ずくで物事を前に進めることができる独裁国家の強みを発揮しているという見方もできます
だからこそ、我々はあれはダメ、これは嫌と言うだけではなく、多角的に物事を俯瞰してみる必要もあるのではないかと思うわけです
結論
JALもANAもなんとか持ちこたえて頑張ってほしいということです
エービーロードの満足度調査では、シンガポール航空やキャセイをおさえて
初めて両社が同率で1位を獲得したという明るい話題もございます
東京から飛行機でどこかに行こうとすると、まだ東京からは来ないで~と
現地の方々からは白い目で見られる状況です
感染者の状況を見ながら、地方の方々に迷惑をかけないように気をつけながら
飛んで搭乗して応援してあげたいと思う今日この頃です