場所
場所はグラバー園の手前
ちゃんぽん発祥の店
長崎ちゃんぽんといえば
リンガーハットが有名だが
やっぱり長崎に行ったら本場というか
発祥の店に行ってみたい
非常に上品な味わいだった
豚骨と鶏ガラのダシが効いたスープのうま味、コクがあり
素材の良さをひきたてる味わい深さ
豚肉やキャベツ、もやしに海老などの海鮮類が
まさにちゃんぽんされていて、器の中でマリアージュしている
けっして喧嘩するのではなく、お互いがお互いの味を引き出し合うような
ハーモニーを感じることができた
これは、また食べに足を運びたい
四海樓(しかいろう)
長崎ちゃんぽん発祥の店「四海樓」
1899年(明治32年)創業の「四海樓(しかいろう)」は
長崎の名物、ちゃんぽん発祥の店として知られている
長崎の中国人留学生のために
おいしく、ボリュームと栄養があり
安いメニューをと、初代・陳平順さんが考案した
ちゃんぽんと並んで名物の皿うどんも
こちらのお店が発祥
グラバー園や大浦天主堂など
観光スポットの近くにとても立派な「四海樓」の建物があり
2Fにはちゃんぽんの歴史を学べる「ちゃんぽんミュージアム」もある
5Fにある展望レストランは
いつ行っても混雑している
店内の一部はガラス張りになっていて
ガラス側の席からは長崎港や稲佐山を眺めることができる
鶏ガラとトンコツでダシを取った白濁スープは
見た目よりもあっさり
たっぷりの魚介や野菜の甘みが溶け込んで深い味わい
■中華料理 四海樓
住所:長崎県長崎市松が枝町4-5
Tel:095-822-1296
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00 (LO20:00)
定休日:不定休
ちゃんぽんとは
「さまざまな物を混ぜること」という意味のちゃんぽんは
中国料理の八大料理の一つ福建料理をベースとした料理
基本的には豚肉やネギなどの野菜
魚肉と十数種類もの具材をラードで炒めて
豚骨と鶏がらでとったスープで味付けしたもの
四海樓のちゃんぽん
ちゃんぽんのルーツは福建料理の『湯肉絲麺(とんにいしいめん)』である
湯肉絲麺は麺を主体として豚肉、椎茸、筍、ねぎなどを入れたあっさりしたスープ
これに四海樓の初代 陳平順(ちんへいじゅん)がボリュームをつけて濃い目のスープ
豊富な具、独自のコシのある麺を日本風にアレンジして考案したものが『ちゃんぽん』である