GWに大阪へ遊びに行きました
ここ数年、いろいろあって
大阪へは毎月1回か2回のペースで行ってました
それも今年までの一時的なものだったので
来年からはぐっと大阪来ることはなくなります
昼は鶴橋ツアー
やっぱり冷麺はうまい
夜は焼肉
こちらのお店
なかなか予約取れないで有名
美味しかったけど
けっこうなお値段でした
大阪のニオイというか空気って
やっぱり東京のそれとは違う
独特なものがあります
池田のカップヌードルミュージアム
HPには安藤百福発明記念館ってなってるのね
今更ながらカップヌードルって本当にすごい
地球食というか、宇宙食というか
災害時にもどれだけ貢献できるのか計り知れない
私も登山の際、山頂でお湯をわかして食べるカップヌードルの
旨さを知る一人として感謝を申し上げたい
欧米視察で「カップヌードル」のヒントを得る
1966年、「チキンラーメン」を世界に広めようと考えた安藤が、欧米へ視察旅行に出かけた時のこと。現地で訪れたスーパーの担当者たちは、「チキンラーメン」を小さく割って紙コップに入れ、お湯を注ぎフォークで食べはじめました。これを見た安藤は、アメリカにはどんぶりも箸もない、つまりインスタントラーメンを世界食にするためのカギは食習慣の違いにある、と気づいたのです。そしてこの経験をヒントに、麺をカップに入れてフォークで食べる新製品の開発に取りかかりました。
新製品の開発は、容器を作ることから始まりました。安藤が理想とする "片手で持てる大きさの容器" を見つけだすため、40種類近くもの試作品を作って検討を重ねました。その結果、紙コップを大きくしたコップ型が採用されました。カップの素材として選んだのは、軽くて断熱性が高く、経済性にも優れた発泡スチロール。しかし、当時の日本ではまだ珍しい素材だったこともあり、薄く加工し、片手で持てる大きさに成型することは容易ではありませんでした。そこで、安藤は米国の技術を導入し、自社で容器製造に乗り出したのです。臭いがなく、食品容器にふさわしい品質に精製するまでには時間を要しましたが、米国食品医薬品局 (FDA) の品質基準をはるかに上回るカップを完成させました。
カップは完成したものの、麺をカップに収めることも難しい問題でした。カップは上が広く下が狭いため、麺をカップよりも小さくすれば簡単にカップの中に入る一方、輸送中にカップの中で麺が揺れ動くので壊れてしまいます。そこで考え出したのが、カップの底より麺を大きくしてカップの中間に固定する〈中間保持法〉のアイデアでした。しかし、いざ麺をカップに収めようとすると、傾いたり、ひっくり返ったりして、うまくいきません。寝ても覚めても考え続けていた安藤が、ある晩、布団に横たわっていると突然、天井が突然ぐるっと回ったような錯覚に陥りました。「そうか、カップに麺を入れるのではなく、麺を下に伏せておいて上からカップをかぶせればいい」とひらめいたのです。この "逆転の発想" によって確実に麺をカップに入れることができるようになり、工場での大量生産が可能となりました。