マレーシアの旅行ガイドブックを見ると
必ずと言っていいほど
「マレーシアに行ったら必ず飲みたい」といって
紹介されているのがホワイトコーヒー
これは、チャレンジしないわけにはいかんと
ホワイトコーヒーといえばの「OLD TOWN」に
足を運び、ホワイトコーヒーをオーダーした
結果
あまーい
私はときにカフェオレ、カフェラテを飲むこともありますが
基本的にはコーヒーはホットでもアイスでもブラックでいただくので
このホワイトコーヒーは個人的にはナシで
イポー・ホワイト・コーヒー
マレーシア・ペラ州の都市イポーで誕生し
世界各地に広がったコーヒー飲料「ホワイト・コーヒー」は元となる中国語名から直訳された名称
このコーヒー飲料は19世紀に中国海南島から現地に移り住んだ華僑によって作られたものである現地ではコーヒー豆を焙煎する際に砂糖
マーガリンと小麦を加えるのが一般的だったところ
少量のマーガリンのみを加えて焙煎したものであるこれによって豆の色が前者よりも浅くなるが
「白咖啡」(白コーヒー)の名称はその色に由来するものではなく
中国語の「白」が「何も加えていない」を意味することによる
香りが高く、味が濃厚でありながら
苦みが少ないので
現地の人々に長年愛され続けてきた現地のレストランやコピティアムなどと呼ばれる喫茶店では
砂糖の代わりに加糖練乳を加えて淹れるのが一般的であり
この点ではベトナムコーヒーと共通する
マレーシアでは、1958年にイポーで創業したコピティアム「南香茶餐室」の一族らが
1999年に「オールドタウン(Oldtown)」の商標でインスタント・ホワイト・コーヒーの製造販売に乗り出したこの成功を受けて
2005年からはレストラン喫茶店チェーン
「オールドタウン・ホワイト・コーヒー(Oldtown White Coffee)」も展開し
今や海外大手カフェチェーンを凌駕するほど各地に広がっているマレーシアだけでなく
シンガポール、ブルネイ、上海、香港、台湾、オーストラリア、イギリスやアメリカ等にも進出した2010年上海国際博覧会のマレーシア館でも公式飲料の1つとして出展された
クアラルンプール国際空港の構内にも店がある